2021/02/14 03:31
北欧スウェーデンには「fika(フィーカ、フィカ)」
と呼ばれる休憩の文化があります。
学校や職場で1日に何度も耳にするくらい当たり前なもの!
15〜30分間仕事や作業を中断して、
コーヒーや甘いお菓子を食べながら、
みんなが集まり雑談や仕事の話をするのがfikaです。
日本の「3時のおやつ」みたいな感じですね♡
意識的にとる休憩の習慣はとっても大切。
本国スウェーデンの定番はやはりコーヒー。
北欧は世界でも有数のコーヒー消費大国。
もちろんコーヒーじゃなくても
お好きな飲み物を用意して楽しみましょう♬
スウェーデンのカフェやスーパーなどで
必ずと言っていいほど売っているのが、
スウェーデン発祥と言われているシナモンロールです。
バターがたっぷりで、
上にシュガーがまぶしてあるものが定番。
甘さとコーヒーの苦味の
バランスがちょうどいいですよね♡
習慣がないと「ながら休憩」になりがちですが、
15〜30分の時間と決めてきっちり取ることが大切。
時間のかからないお菓子を作ることから楽しんだり、
fikaのためにとっておきのお菓子を準備しておくと
会話も弾み、楽しみも増えますね♡
好きな音楽を流したり、お花を飾ったり、
お気に入りのインテリアに囲まれたり。
時間のない中でも少しの
幸せやゆとりを感じることができる
そんなお家作りがfikaのおかげでできるかも。
そして一番大切なのが、
気心の知れた友達や家族、同僚とのお喋りです。
もちろん一人でゆったりするのも大切な時間ですが、
スウェーデン流で言えば
お喋りを楽しむのもfikaの大切な要素。
「昨日あった楽しい出来事は?」
「今朝こんな面白い出来事があったよ」
「そう言えば、あの件は上手くいった?」
特に仕事や大変な家事などネガティブな話ほど、
リラックスした優しい時間の中で行うと
良いアイディアや解決法が
生まれるものだと思います。
私たちもお店を営業していく中で
とても大切にしている時間です!
いかがでしたか?
意識的に取る休憩の文化は、
心にゆとりをもたらし豊かにしてくれます。
気づいたら「あ、fikaしよっ!」と口に出して、
ぜひ周りの人との素敵な時間を楽しんでください。
ついブックマークしたくなるような
素敵な小話や習慣をお届けする雑誌のような特集コラムです。