キュートなアクセントの持ち主

フンピラ社の“Tutti Frutti（トゥッティフルッティ）”シリーズの13cmボウルです。
豊かな色彩が特徴のフィンランドを代表するデザイナーNanny Still（ナニー・スティル）のデザインです。

ナニー・スティルらしい色使いと、フルーツがモチーフになっている丸みのあるレリーフのデザインです。具体的なフルーツというよりも概念的なフルーツが描かれているような不思議な絵をしています。

内側はツルツルとしていて、外側はマットな質感になっています。そのためフロストガラスのように柔らかい光の受け方をして、優しい雰囲気がより際立っているような気がします。
普通のガラス食器よりも厚さがありますが、もったりせずに、逆にぽってりした可愛さを出しています。

ismirai お気に入りポイント

なかなか目にしない絶妙なグリーンのカラーに心惹かれました。浮き出て見えるレリーフはガラスの色の濃淡で表現されているのがとても美しく、遠くから見ても印象深いです。
使うのにワクワクする日常を明るく彩ってくれるデザインだなと思います。

商品詳細

◯生産国 : フィンランド
◯メーカー：Humppila
◯デザイナー：Nanny Still（ナニー・スティル）
◯シリーズ：Tutti Frutti（トゥッティフルッティ）
◯製造年：1970年代

◯型番 : V025
◯色 : グリーン
◯サイズ : h4.5cm × φ13cm

Humppila （フンピラ)について

Humppila Glass（フンピラガラス）は、ヘルシンキから北西部約150kmにある街で、1952年に創業したガラスメーカーです。
Jonni（ジョンニ） / Martti（マルティ） / Olavi（オラビ） Helander（ヘランダー）の3人の兄弟によって設立されました。全員元Nuutajarvi（ヌータヤルヴィ）のガラス吹き職人でした。
1970年に会社はRolf Alander（ロルフ・アランダー）氏に買収され、1979年にKumela （クメラ工場）を買収し、最終的には1986年 にNuutajarvi（ヌータヤルヴィ）に買収されました。

Nanny Still（ナニー・スティル）

Nanny Still [ ナニー・スティル ]
1926 - 2009　フィンランド

フィンランドを代表するガラスデザイナー。リーヒマキガラスの主催するデザインコンペで優勝し、そのまま1949-1970までリヒーマキで“Grapponia（グラッポニア）”などの色彩豊かで想像力豊かなガラスアートデザイナーとして活躍。ガラスの可能性を多く引き出し、フィンランドのガラス産業の黄金期を支えてきました。芸術とガラスの使用の間に明確な線を引かずに、日常使いと装飾の両方で機能するデザインを世の中に多く生み出しました。
現代的でアイコン的な魅力を持った人柄は、ブランドマーケティングという点でもとても優れていました。