水中のような躍動感

1960年代にミッコ・ヘランダーがデザインした花瓶です。規則的のようでランダムに散りばめられた気泡がデザインのポイントになっています。
一見ぽってりとした形でシンプルに見えますが、細かいところにこだわりや意匠を感じられるデザインです。口の部分の出っ張りは、茎を支えるためなのか、それとも飾りなのかの意図は分からないのですが、気になってしまうポイントです。

ismiraiのお気に入りポイント

気泡のデザインは、まるで花瓶が全部が水でできたような躍動感を感じさせてくれます。いろんな角度から見て、光の屈折を楽しむことができます。
シンプルな一輪挿しが欲しいけど、少し遊び心もあるものがいいと思っている方にとてもおすすめのアイテムです。

商品情報

◯生産国 : フィンランド
◯メーカー：Humppila（フンピラ）
◯デザイナー：Helender Mikko（へランダー・ミッコ）
◯年代：1960年

◯型番 : V020
◯色 : クリア
◯サイズ : h18cm , w5cm

iitala（イッタラ）について

Humppila Glass（フンピラガラス）は、ヘルシンキから北西部約150kmにある街で、1952年に創業したガラスメーカーです。
Jonni（ジョンニ） / Martti（マルティ） / Olavi（オラビ） Helander（ヘランダー）の3人の兄弟によって設立されました。全員元Nuutajarvi（ヌータヤルヴィ）のガラス吹き職人でした。
1970年に会社はRolf Alander（ロルフ・アランダー）氏に買収され、1979年にKumela （クメラ工場）を買収し、最終的には1986年 にNuutajarvi（ヌータヤルヴィ）に買収されました。

Helender Mikko（へランダー・ミッコ）について

Helender Mikko [ へランダー・ミッコ ]
フィンランド

現在に伝わる情報が少ない人物ですが、フンピラで活躍したデザイナー・アーティストです。へランダー・ミッコの兄たちがHumpila会社を創立しました。