食卓に降り注ぐ太陽

140年の歴史をもつフィンランドを代表する陶器メーカーARABIA（アラビア）の“Valencia（バレンシア）”のシリーズのカッティングボードです。
デザインはARABIAを代表するデザイナーのひとり、Ulla Procope（ウラ・プロコッペ）。

当時ARABIAの中でも高級ラインとして販売されたValencia(バレンシア)シリーズ。
製造期間は1960年～2002年ととても長いロングセラーシリーズでした。（カッティングボードは1994年に終了）
今回販売している裏面のハンドペイントによるサインがあるものは1960年代初期のアイテムだけとなっており、フィンランド国内販売のみの貴重なものとなっています。

ARABIAの中でも特に鮮やかで、優雅なコバルトブルーの絵柄がふんだんに用いられたデザインになっています。
規則的に繰り返され、完成された華やかで大胆な絵柄には特に惹きつけられるものがあります。
濃淡の表現の違いもハンドペントならではで、何一つ同じ絵付されたものがないというのも、出会いを楽しむポイントの一つだと思います。

ismirai お気に入りポイント

不思議と惹きつけられる魅力たっぷりなバレンシアシリーズ。今回シリーズの中でもカッティングボードを選んだ理由は、インテリアとして壁にも飾って楽しむこともできるから。
実際にカッティングボードとして使って、収納してる間は壁にかけるのも素敵だと思います。

商品詳細

◯生産国 : フィンランド
◯メーカー：ARABIA
◯デザイナー：Ulla Procope（ウラ・プロコッペ）
◯シリーズ：Valencia（バレンシア）
◯製造年：1960年代

◯型番 : V011
◯色 : 白、ブルー
◯サイズ : 約 W16.5cm × H22cm

ARABIA（アラビア）について

140年の古い歴史を持ち、フィンランドまたは、北欧を代表する大手陶器メーカーです。現行品とヴィンテージを含め世界中に多くのファンがいます。

Birger Kaipiainen（ビルゲル・カイピアイネン）、Kaj Franck（カイ・フランク）、Ulla Procope（ウラ・プロコペ）、Esteri Tomula（エステリ・トムラ）、Raija Uosikkinen（ライヤ・ウオシッキネン）など多くの有名デザイナーが在籍していました。

1873年にスウェーデンのロールストランド社が、フィンランドのヘルシンキ郊外にあるアラビア地区に設立した製陶所が始まり。当時はまだフィンランドは独立していませんでした。
1900年の初め頃までは、主にロシア向けの商品を生産販売を行っていました。その後、1916年にロールストランド社から独立ののち、国家としてもロシアからの独立をし、フィンランドの国民的陶器メーカーへと発展を遂げました。

優れた作家やデザイナーに自由な創作活動を支援するアート部門や、実用的な機能主義を取り入れた日用品のデザイン部門など、先進的なものづくりの仕組みと理念を持つことで、人々に受け入れられ愛され続けています。

Ulla Procope（ウラ・プロコッペ）

Ulla Procope [ ウラ・プロコッペ ]
1921–1968　　フィンランド

フィンランドを代表する陶磁器デザイナー。日常的に使用する実用的なセラミックのデザインと装飾の作成を専門としています。ヘルシンキのアアルト芸術学校を卒業し、卒業後すぐにアラビア陶磁器工場に入学し、ラビアのデザイナーとして黄金期を支え続けていました。
“Ruska（ルスカ）”や“Anemone（アネモネ）”、“Rosmarin（ロスマリン）”など日本でも人気の高いシリーズを手がけています。