特別感が出る土台のあるデザイン

140年の歴史をもつフィンランドを代表する陶器メーカーARABIA（アラビア）の“Paju（パユ）”のシリーズのボウルです。
キッチンと食卓を明るくさせてくれるカラーリングと特徴的な手描きの模様が目を引くデザインのキャセロールです。「Paju」は「柳」という意味があり、いろんな解釈を経てこのデザインになったのかなと想像します。
フォルムはUlla Procope（ウラ・プロコッペ）、デコレーションデザインはAnja Jaatinen-Winquist（アンヤ・ヤーティネン・ウィンクヴィスト）が手掛けています。
アンヤ・ヤーティネンは独創的な形や色使いで人気があり、個性的なデザインは暮らしやインテリアに良いスパイスを入れてくれます。

ismirai お気に入りポイント

この黄色と青のコントラストがお気に入りポイントです。この深い青と軽快な黄色の組み合わせだからこそ出せる、明るい雰囲気に心が惹かれました。
もう一つは土台の高さです。底がベタ付きの普通のキャセロールとは違い、飾りのような土台がついています。それだけでなんだか特別感が出てしまう不思議なデザインがお気に入りです。キッチンにただ置いてあるだけで可愛いです。

【50%割引】欠けがございます

配送時に欠けてしまった部分を陶器用接着剤で補強してある状態でございます。そのため50%オフとさせていただいております。
本来のキャセロールの使用ではなく小物入れなどでご使用いただくのをお勧めしております。
破損状態にご理解いただきご購入いただけますと幸いでございます。

商品情報

◯生産国 : フィンランド
◯メーカー：ARABIA
◯デザイナー：Ulla Procope（ウラ・プロコッペ） / Anja Jaatinen-Winquist（アンヤ・ヤーティネン・ウィンクヴィスト）
◯シリーズ：Paju
◯製造年：1969〜1973年

◯型番 : V008
◯色 : ブルー、イエロー
◯サイズ : 約 φ11.2 × W15cm(持ち手含む) × H10.2cm(フタ含む)

ARABIA（アラビア）について

140年の古い歴史を持ち、フィンランドまたは、北欧を代表する大手陶器メーカーです。現行品とヴィンテージを含め世界中に多くのファンがいます。

Birger Kaipiainen（ビルゲル・カイピアイネン）、Kaj Franck（カイ・フランク）、Ulla Procope（ウラ・プロコペ）、Esteri Tomula（エステリ・トムラ）、Raija Uosikkinen（ライヤ・ウオシッキネン）など多くの有名デザイナーが在籍していました。

1873年にスウェーデンのロールストランド社が、フィンランドのヘルシンキ郊外にあるアラビア地区に設立した製陶所が始まり。当時はまだフィンランドは独立していませんでした。
1900年の初め頃までは、主にロシア向けの商品を生産販売を行っていました。その後、1916年にロールストランド社から独立ののち、国家としてもロシアからの独立をし、フィンランドの国民的陶器メーカーへと発展を遂げました。

優れた作家やデザイナーに自由な創作活動を支援するアート部門や、実用的な機能主義を取り入れた日用品のデザイン部門など、先進的なものづくりの仕組みと理念を持つことで、人々に受け入れられ愛され続けています。

Ulla Procope（ウラ・プロコッペ） について

Ulla Procope [ ウラ・プロコッペ ]
1921–1968　　フィンランド

フィンランドを代表する陶磁器デザイナー。日常的に使用する実用的なセラミックのデザインと装飾の作成を専門としています。ヘルシンキのアアルト芸術学校を卒業し、卒業後すぐにアラビア陶磁器工場に入学し、ラビアのデザイナーとして黄金期を支え続けていました。
“Ruska（ルスカ）”や“Anemone（アネモネ）”、“Rosmarin（ロスマリン）”など日本でも人気の高いシリーズを手がけています。

Anja Jaatinen-Winquist（アンヤ・ヤーティネン・ウィンクヴィスト）について

Anja Jaatinen-Winquist [ アンヤ・ヤーティネン・ウィンクヴィスト ]
1934 -　フィンランド

フィンランドの陶芸家、デザイナー。およそ20年に渡りアラビアの製品設計部門で活躍しました。ARABIA社では主にスタジオでハンドメイドの作品を手掛け、テーブルウエアのデザインも残しています。
可愛らしい色使いの装飾から、シックな表情のデザインまで手掛けています。