光が見せてくれる、優しいゆらぎを楽しむ

フィンランドにあったRiihiimäki （リーヒマキ） / Riihimäen Lasi （リーヒマエン ラシ）社の“Pala”シリーズのフラワーベースです。
ガラスの厚みに緩やかな波があることで、光の入り方がとても美しく、置いてあるだけでも十分な存在感があります。
内側の細かな凹凸が良い揺らぎになっていて、光に当てながら、ずっと眺めてても飽きません。
実際の重さも見た目以上にあり、良い意味でどっしりとした重厚感があるので、しっかりとした花瓶をお探しの方におすすめです。
ブラウンは北欧らしさのあるビンテージらしいカラーで、お部屋馴染みも良い色だと思います。

ismiraiお気に入りポイント

厚みの幅で、色の濃さや透け感を楽しむことができるのもポイントです。
低めの高さに加え、くびれ部分があるので、お花をまとめやすく、フラワーベースとしても機能的だと思います。

商品情報

◯生産国 : フィンランド
◯メーカー：Riihiimäki （リーヒマキ） / Riihimäen Lasi （リーヒマエン ラシ）
◯デザイナー：Helena Tynell（ヘレナ・ティネル）
◯シリーズ：Pala（パラ）
◯製造年：1964〜1976年

◯型番 : V002
◯色 : ブラウン
◯サイズ : w10.5cm×d10.5cm×h11.5cm

Riihimäen Lasi (リーヒマエン ラシ)について

Riihimaki（リーヒマキ） / Riihimaen Lasi （リーヒマエン ラシ）社は、1910年から1990年までフィンランドのリーヒマキにあった名高いガラス工場です。
家庭用のガラス製品から高品質なガラスやクリスタル製品まで多岐に生産を行っていました。

1937年に「Riihimaen lasi」に社名変更。Riihimäen Lasiの工場では、手吹きのガラス製品とカラフルなアートガラスを1976年まで、クリスタルを1977年まで生産していました。
以降はガラスとプラスチック製のパッケージの生産を経て、1990年に工場は閉鎖しました。

Nanny Still（ナニー・スティルNanny Still）、 Helena Tynell（ヘレナ・ティネル） Tamara Aladin（タマラ・アラディン）、Gunnel Nyman（グンネル・ナイマン）、Timo Sarpaneva（ティモ・サルパネヴァ）、などの有名なデザイナーが在籍しており、長年続いた製品のデザインを支えていました。

現行品がないため、現在市場にあるものは全てヴィンテージとなっており、その年代特有の豊かなデザインには根強いファンがいます。

Helena Tynell（ヘレナ・ティネル）について

Helena Tynell [ ヘレナ・ティネル ]
1918-2016　　フィンランド

フィンランドを代表するグラスデザイナー。Taito（タイトー社）とARABIA（アラビア）社でデザインに携わった後、1946年にリーヒマキ社へ入社。ガラス工房に30年間在籍し、リーヒマキ社で数多くの美しいデザインを残してきました。素朴で曲線的でカラフルなデザインで知られるようになります。